2014年10月6日月曜日

イノピナツム、グラキリウス、ブレビカウレの実生45日目

8月22日に蒔いたパキポディウム・イノピナツム、グラキリウス、ブレビカウレの45日目の様子。
5日目はこちら

一週間不在にしていたため腰水が枯れてしまい、イノピナツムはほとんどしなびてしまった。意外にもグラキリウスとブレビカウレはほとんど生き残っていた。
以前は朝日の当たる窓辺に置いていたが、9月中旬からホットヒーターの上に乗せている。温かいほうがいいかなと。調子も良くなった気がする。


イノピナツム(Pachypodium rosulatum var. inopinatum
むしろよく生き残ったと言いたい1本。他はしなびてしまったのに、どうして生き残れたのだろうか。双葉が綺麗に展開されていて調子も良さそうなので、頑張って生き残って欲しい。
寂しいポット

象牙宮(Pachypodium rosulatum var. gracilius
びっくりするほど生長している。双葉を通り越してトゲも見え始めている。根本も太ってきてとても調子が良さそう。
みんな元気ハツラツ

えびす笑い(Pachypodium brevicaule
すっかりグラキリウスに追いぬかれた。生長が遅いという評判通り。こじんまりとはしているものの、元気は良さそう。えびす笑いはずんぐりむっくりしているから、もっとセガ低い段階で双葉が展開すると思ってた。どういう風にずんぐりむっくりしていくのだろう。
ゆっくりだけど生長している

以前の写真から約一ヶ月も間を開けたから、すっかり様子が変わってしまった。

2014年10月5日日曜日

パキポディウム・エブレネウムの実生経過1〜3ヶ月後


パキポディウム・エブレネウム(Pachypodium eburneum)を播種後の様子を3ヶ月分振り返る。

8月11日(約1ヶ月後)

 本葉が目立つようになってきた。生長具合に差が出始めている。右上の苗は緑色のトゲが見え始めている。パキポディウムらしくなってきた。
生長具合にムラがある

8月14日

 双子で生まれてきたエブレネウムが腐ってしまった。とても悲しい。根がすっぽ抜けて横たわっていたのを整えるためにピンセットで触ってしまったのが原因と思われる。他にも横たわっていた苗があって、そのうちピンセットで触って整えた苗は腐った。余計なお世話だったのね。ごめん。
腐りゆく双子

9月3日(約2ヶ月後)

 1ヶ月後のときよりも全体的にサイズアップ。縦だけでなく、横にも膨らんできた。縦に伸びる傾向がある苗や、横に太る傾向のある苗など、生長の仕方はそれぞれで違う様子。生長が遅い苗は相変わらず遅く、このままだと冬に腐ってしまいそう。頑張れ。
 この頃から太らせようと液肥をぶっかけ始めたので、用土の表面にコケが生えてきた。
背が高い苗や太っちょの苗など様々

10月5日(約3ヶ月後)

 全体的に太ってきた。もともとの生長の調子が良かった苗はぐんぐん葉を出し元気そうにしている。肉の部分は少し硬くなってきて、パキポディウムの体っぽさが現れてきた。
 横たわっている苗は下手に触るとまた腐りそうなので放置。苗が浮いてしまうのは、用土が固かったからだろうか。次回以降の用土はもっと軽く、ゆるくしようと思う。
 それにしても、元気な苗とそうでない苗は生まれつきなのだろうか。まばらに差がでているので、日当たりの差ではなさそう。
露骨な生長格差


 冬が来る前にガンガンと太らせないと、どうも冬を越せないらしい。とりあえず液肥をぶっかけていて、効果は出てる気はする。液肥をかけない苗も用意して比較すれば良かったのだろうけど、もともとの個体差があったから比較できなさそうで用意しなかった。
 どのくらい太らせたら良いのか、どうやったら太るのか、詳しく分からないので、とりあえず液肥を注ぎながら太れ!太れ!と応援しておこう。

Billbergia 'Darth Vader'が子を吹いた

親株の成長が遅いと感じていたけれど、もしかしてこのせいかしら。

子株がひょっこり

 この大きさになるまで気付かなかった・・・。親株の成長ばかり気にしていて、久々に下を見たらいた。こじんまりとしていて可愛い。この小さなダースベイダーが大きくなっていく様子を見られるなんて、今後がとても楽しみ。
 ビルベルギアはうちにいる植物の中でも成長が分かりやすい方だから、ぐんぐん大きくなってくれることを願っちゃう。

ちっちゃいけど棘はある

 親株はまだ花を咲かせていないから、このまま育てば群生させられるのかな。これから冬になって寒くなるので順調な成長は望めないだろうけれど、なんとか耐え忍んでもらって、春からの元気な姿を楽しみにしている。

2014年9月3日水曜日

イノピナツム、グラキリウス、ブレビカウレの実生12日目

8月22日に蒔いたパキポディウム・イノピナツム、グラキリウス、ブレビカウレの12日目の様子。5日目はこちら


イノピナツム(Pachypodium rosulatum var. inopinatum
ヒョロっと徒長したような芽。他の2種と比べて発芽率が悪い。
揃いも揃ってヒョロヒョロ

象牙宮(Pachypodium rosulatum var. gracilius
続々と発芽しており、発芽した後の生長スピードが早い。
せっかち

えびす笑い(Pachypodium brevicaule
こちらも続々と発芽しているが、発芽してからのんびりで大きさはグラキリウスに負けている。
かわいい

種の違いが明らかに現れてきている。これからどんどん差がついていくのだろう。

2014年8月27日水曜日

イノピナツム、グラキリウス、ブレビカウレの実生5日目

8月22日に蒔いたパキポディウム・イノピナツム、グラキリウス、ブレビカウレの5日目の様子。

苗ポットは朝日の当たる窓辺に置いている。


イノピナツム(Pachypodium rosulatum var. inopinatum
すでに腐り始めている種子がいくつか。
調子の悪そうな種子がいくつか

 グラキリウス(Pachypodium rosulatum var. gracilius
続々と膨れて根っこが出始めている。
どの種子も膨れていて調子が良さそう

えびす笑い(Pachypodium brevicaule
生長が遅いらしいけど、発芽は一番乗りで調子も良さそう。
生長が遅いそうだけれど発芽は一番早い

イノピナツムだけは今後が不安だけど、他の2種は良いスタートを切ったと思う。

2014年8月22日金曜日

パキポディウム・イノピナツム、グラキリウス、ブレビカウレの実生

8月22日に3種のパキポディウムの種をそれぞれ15粒ほど蒔きました。

蒔いたのは以下の3種。
Pachypodium rosulatum var. inopinatum
Pachypodium rosulatum var. gracilius(象牙宮)
Pachypodium brevicaule(えびす笑い)

えびす笑いの種子は小さく、他の2種の種子と比較して半分くらいの大きさでした。

今回はぺらぺらの苗入れに用土を入れて熱湯消毒しました。
用土は赤玉土、鹿沼土、軽石にマグアンプを混ぜ、表面にバーミキュライト。


イノピナツムは難しいらしい
どっしり育って欲しいグラキリウス
えびす笑いは生長が遅いらしい
冬を越させるためにとにかく太らせる必要があるみたいだけど、この時期に蒔いてどこまで大きくできることやら。生長の歩みはそれぞれで違うだろうし、不安ながらも楽しみである。


2014年8月21日木曜日

Billbergia 'Poquito Blanco'と'Las Manchas'

ビルベルギアが増えました。

Billbergia 'Rings of Saturn'(土星の環)や、Billbergia 'Darth Vader'(ダースベイダー)とは違った風貌のものをチョイスしました。


Billbergia 'Poquito Blanco'
cv. of unknown hybrid from Coolbaugh nursery in Florida
ポキート・ブランコ 

鮮やかな緑色を塗りつぶさんばかりのクリーム色のスポットが素敵です。
白が強いのと、葉が少しカール気味なところが気に入りました。
見えないけれど葉っぱ予備軍が見えます



Billbergia 'Las Manchas'
'Kline's Red Wine' X 'Pixie'
ラス・マンチャス
渋い赤茶色と、くねくねびろーんと広がっている葉が気に入りました。
大きくなった子株が付いていてラッキー!でも、親が咲いたから子株が出ているとすると、親は枯れるのを待つのみだろうか。

どうも調子が悪そうな親
初々しい子

色も形も様々なビルベルギア。こりゃいろいろ集めたくなっちゃいます。交配種ばかり出回っているけれど、いわゆる原種も気になる。