パキポディウム・エブレネウム(Pachypodium eburneum)を播種後の様子を3ヶ月分振り返る。
8月11日(約1ヶ月後)
本葉が目立つようになってきた。生長具合に差が出始めている。右上の苗は緑色のトゲが見え始めている。パキポディウムらしくなってきた。
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生長具合にムラがある |
8月14日
双子で生まれてきたエブレネウムが腐ってしまった。とても悲しい。根がすっぽ抜けて横たわっていたのを整えるためにピンセットで触ってしまったのが原因と思われる。他にも横たわっていた苗があって、そのうちピンセットで触って整えた苗は腐った。余計なお世話だったのね。ごめん。
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腐りゆく双子 |
9月3日(約2ヶ月後)
1ヶ月後のときよりも全体的にサイズアップ。縦だけでなく、横にも膨らんできた。縦に伸びる傾向がある苗や、横に太る傾向のある苗など、生長の仕方はそれぞれで違う様子。生長が遅い苗は相変わらず遅く、このままだと冬に腐ってしまいそう。頑張れ。
この頃から太らせようと液肥をぶっかけ始めたので、用土の表面にコケが生えてきた。
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背が高い苗や太っちょの苗など様々 |
10月5日(約3ヶ月後)
全体的に太ってきた。もともとの生長の調子が良かった苗はぐんぐん葉を出し元気そうにしている。肉の部分は少し硬くなってきて、パキポディウムの体っぽさが現れてきた。
横たわっている苗は下手に触るとまた腐りそうなので放置。苗が浮いてしまうのは、用土が固かったからだろうか。次回以降の用土はもっと軽く、ゆるくしようと思う。
それにしても、元気な苗とそうでない苗は生まれつきなのだろうか。まばらに差がでているので、日当たりの差ではなさそう。
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露骨な生長格差 |
冬が来る前にガンガンと太らせないと、どうも冬を越せないらしい。とりあえず液肥をぶっかけていて、効果は出てる気はする。液肥をかけない苗も用意して比較すれば良かったのだろうけど、もともとの個体差があったから比較できなさそうで用意しなかった。
どのくらい太らせたら良いのか、どうやったら太るのか、詳しく分からないので、とりあえず液肥を注ぎながら太れ!太れ!と応援しておこう。