GoProで「植物の開花のタイムラプス撮影」がしたかったので、マクロレンズを作ってみた。
思い立ち
過去にサボテンの牡丹玉が開花する様子をタイムラプス撮影した。
うーん、思ったのと違う!
GoProの焦点距離が遠いから、ピントを合わせるためにはレンズと被写体を離すしかない。でも、そうすると広角レンズなせいで被写体が小さくなってしまう。
鮮やかな花をもっと近くで鮮明に撮影したい!ということでマクロレンズを作ってみた。
レンズは100 均で購入
100均で虫眼鏡を購入。プラスチック製。
少しバラして接着剤でくっ付けて・・・(写真は撮り忘れた)
手元に瞬間接着剤がなかったので、セメダインを使ってみたらなかなか固まらず、接着したところが汚くなってしまった。100円なのでまあ良し!
GoProへの装着方法
GoProのレンズ周りに厚めのゴム(写真1の白いゴム)を巻き、レンズがちょうどはまるように調整した。
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(写真1)完成したマクロレンズ |
焦点距離と被写界深度
ピントが合うのは約50mm(写真2)
ピントが合う範囲は焦点距離±5mm程度で浅い。
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(写真2)50mmぐらいでピントが合う |
マクロレンズありなし比較
レンズと被写体との距離を50mmで固定したとき(写真2)のマクロレンズありなし比較をしてみた。GoProの設定は7MPのMEDIUMにした。
マクロレンズなし(写真3)では、ぼやけていることが一目瞭然である。
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(写真3)マクロレンズなし |
マクロレンズあり(写真4)ではリンゴマークが鮮明に見え、マクロ撮影に成功している。しかし、画角が狭まり四隅にマクロレンズの端の影が見えてしまっている。MEDIUMでこれなので、WIDEにすると一層目立つ(画像はない)。
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(写真4)マクロレンズあり |
まとめ
焦点距離50mmで被写界深度はかなり浅いため活用状況は制限される。しかし、目的は「植物の開花のタイムラプス撮影」実現なので、あまり気にならなそう。何より、Amazonで探すとウン千円するマクロレンズ(
Amazon検索「GoPro マクロレンズ」)が100円でそれっぽくできたことを思うと、多少の制限なんて気にならない!
まずは試し。Billbergia"Poquito Blanco"が開花しそうなので楽しみ!